産官学民コンソーシアム PEGASAS
"健康・医療・介護視点の全世代まちづくり"

(Open-Innovation Platform of All-area Enterprises, Governments and Academia to Design and Realize Super-Aging Societies)

産官学民コンソーシアム
現在、従来の滑動を継続・発展させながら、新たな産官学民コンソーシアムに向けてステップアップしております。
ご関心ある自治体、企業・法人の方は、office[at]oilab.jp までご連絡ください。

 超少子高齢社会が進展していく時代、「健康・医療・介護の視点で全世代まちづくり」に、企業、行政、アカデミアらが革新的なスタイルで協働して力を発揮し貢献していくために、京都大学の学際ユニットである京都大学超高齢社会デザイン価値創造ユニットを基盤として、 産官学民コンソーシアムを設立し活動を進めています。

ごあいさつ

 世界に先駆けて高齢化が進行する我が国は、これから世界中が直面する課題解決の先進国として新しい社会のあり方を提示すると同時に、それらを実現しかつ支える強靭な産業の在り方についても提案していく責任があると言えます。しかしながら、超高齢社会を充実させる産業育成のアプローチは、既存の医療または介護・福祉の認可基準や保険制度の中で、いわば受動的なアプローチを強いられていることは否めず、依然当該分野への参入は限定的であり、一部先行した企業においても事業範囲は多くの制約に左右されているのが現状と言わざるを得ない状況です。我が国が強みとするモノづくりからコトづくりへ、そして、まちづくりへと、当該分野を飛躍的に発展させていくためには、これまで個々の医療主体や介護・福祉事業者に任されていた、それらサービスの「質」についての客観的な指標を構築していくことが必要であり、特に公的な財政支援の急拡大が予想される介護・福祉分野では喫緊の課題と言えます。

 京都大学では、平成28年度に学際融合教育研究推進センター「京都大学超高齢社会デザイン価値創造ユニット」を立ち上げ、広範な年齢層の個々人がより活き活きと生活する地域づくりやライフサポート・システムの再構築という社会的要請に応えるべく、医療・介護・福祉に関わるあらゆるデータと情報の利活用を土台とし、異分野協創の研究・開発・社会実践を通じた多元的・包括的アプローチによるエビデンス創出と可視化から、地域コミュニティ形成プロセスを探求してきました。

 このような状況を踏まえ、また、国内労働人口の減衰が確実である中、高齢者だけに焦点を当てた産業育成では不十分であり、超少子高齢社会が進展していく時代、「健康・医療・介護の視点で全世代まちづくり」に、企業、行政、アカデミアらが革新的なスタイルで協働して力を発揮し貢献していくために、産官学民コンソーシアムを設立し活動を開始しています。

 まちづくり要素としてのモノやサービスの満足度に対して、それらの客観的な質指標を導入することにより、種々の事業展開において明確な基準に基づく実証の仕組みを確立し、新しい産業化エコシステム構築を目指すものです。 本趣旨にご賛同頂き、多くの企業、団体等にご参加賜りますようお願い申し上げます。

平成29年3月
京都大学医学研究科医療経済学分野 教授
京都大学超高齢社会デザイン価値創造ユニット ユニット長
 今中雄一


PEGASAS 参加組織一覧・役員等 PEGASAS 参加組織一覧(2022年3月現在)
PEGASAS 役員等(2022年3月現在)
お知らせ   [学内専用サイト(研究会情報等)]

  • 産官学民コンソーシアム“PEGASAS” Healthy Smart Cityの構造モデル 発表
     (記者会見:フィンランド大使館商務部共催)
      日時:2022年3月29日(火)15:30~16:30
      場所:オンライン開催(Zoom)
      プレスリリース
      PEGASASが考えるHealthy Smart Cityの構造モデル

  • ウェルエイジング経済フォーラム エイジテック2021アワード優良賞 受賞 (2021年11月23日)
      京都大学超高齢社会デザイン価値創造ユニット
      「産官学民コンソーシアム "健康・医療・介護視点”の全世代型まちづくり」
      https://www.wellaging-forum.org/general-6

    PEGASAS“未来のまちづくり”イノベーション会議 開催一覧

  • 第53回新しい健康社会の実現 ~経済産業省が取り組むヘルスケア政策~
      経済産業省 商務・サービスグループ ヘルスケア産業課 総括補佐 藤岡 雅美 先生
      日時:2024年4月4日(木)18:00~
      場所:京都大学演習室/オンライン ハイブリット開催

  • 第52回高齢者が元気に活躍するまちづくり~東京大学高齢社会総合研究機構の取り組み~
      東京大学高齢社会総合研究機構 機構長 飯島 勝矢 先生
      日時:2024年3月22日(金)16:00~
      場所:京都大学演習室/オンライン ハイブリット開催

  • 第51回コホート研究から生み出すヘルスイノベーション-神奈川県みらい未病コホート研究-
      神奈川県立保健福祉大学 教授 成松 宏人 先生
      日時:2024年2月28日(水)18:00~
      場所:京都大学演習室/オンライン ハイブリット開催

  • 第50回 江ノ島電鉄が取り組む移動と健康のまちづくり ~湘南MaaSプロジェクト~
      江ノ島電鉄株式会社 経営管理部 課長 関口 純 氏
      日時:2024年1月19日(金)10:00~
      場所:京都大学演習室/オンライン ハイブリット開催

  • 第49回 エリアマネジメント:地域住民や事業者等が主体となった官民連携によるまちづくり
      京都大学経営管理大学院 特定教授 要藤 正任 先生
      日時:2023年12月18日(月)13:00~
      場所:京都大学演習室/オンライン ハイブリット開催

  • 第48回 健康医療データ活用・投資型医療の事業展開
      株式会社ミナケア 代表取締役社長 山本 雄士 氏
      日時:2023年9月20日(水)18:00~
      場所:京都大学セミナー室/オンライン ハイブリット開催

  • 第47回 AI/IoT等を活用した最先端の介護の取り組み
      パナソニックホールディングス株式会社 山岡 勝 氏
      日時:2023年8月29日(火)18:00~
      場所:オンライン開催

  • 第46回 医療起点のまちづくり
      社会医療法人仁寿会加藤病院 理事長 加藤 節司 先生
      日時:2023年3月7日(火)18:00~
      場所:オンライン開催

  • 第45回 高齢化社会に対応した世界の都市計画・まちづくり
      国土交通省 総合政策局 社会資本経済分析特別研究官 沓澤 隆司 氏
      日時:2022年12月13日(火)18:00~
      場所:オンライン開催

  • 第44回 いのち輝く未来社会のデザイン
      講演:2025年日本国際博覧協議会 機運醸成局長 堺井 啓公 氏
      日時:2022年12月7日(水)18:00~
      場所:オンライン開催

  • 第43回 健康都市・空間の疫学研究とデザイン実践
      講演:千葉大学予防医学センター/デザイン・リサーチ・インスティテュート[dri]准教授 花里真道 氏
      日時:2022年11月30日(水)18:00~
      場所:オンライン開催

  • 第42回 加賀市におけるスマートシティ、デジタル田園健康特区の取り組み
      講演:加賀市最高デジタル責任者 山内智史 氏
      日時:2022年11月14日(月)18:00~
      場所:オンライン開催

  • 第41回「サステナブルなデジタルスマートシティに向けて」
      講演:東京大学デジタル空間社会連携研究機構・機構長
         東京大学空間情報科学研究センター・副センター長・教授 関本 義秀 氏
      日時:2022年8月30日(火)18:00~
      場所:オンライン開催

  • 第40回「フィンランドの共生 社会デザイン 政策、 教育 、 ヘルス イノベーション」
      講演:フィンランド大使館 一等書記官 ニーナ・ヴァイサイネン 氏
         ヘルシンキ市シニア・ビジネスアドバイザー マリア・ラボネン氏
      日時:2022年1月25日(木)18:00~
      場所:オンライン開催

    フィンランドは、充実した福祉を実現し、イノベーション大国として MaaSや スマートシティ の 先進国でもあり 、 また、教育 の質が高いことでも知られています。 本会合では、 フィンランド大使館ニーナ・ヴァイサイネン氏 より、 フィンランドの共生 社会 を作り上げている政策・教育制度 に ついて 、ヘルシンキ市シニア・ビジネスアドバイザーのマリア・ラボネン氏よりヘルスイノベーション・エコシステムについて ご講演いただき、未来のまちづくりにおける課題解決に向けて多角的議論がなされた。

  • 第39回「京都にて持続可能性について考える」
      講演:京都大学大学院地球環境学堂 准教授 浅利 美鈴 氏
      日時:2021年12月16日(木)18:00~
      場所:オンライン開催

    国内外問わず、SDGsへの取り組みは、社会の関心事であり、研究も多く進められてきています。 京都市で は 京都超 SDGsコンソーシアム が立ち上げられ、 SDGsの社会実装を目指し、 資源循環や省エネ・創エネに関する取り組み、人口が減少している中山間地域の維持、持続可能性・ SDGsをテーマにした教育プログラムの開発等、 SDGsの社会実装を目標とした取り組みやシンポジウムや博覧会等による発信・情報交換 が盛んにおこなわれています 。本会合では、京都大学大学院地球環境学堂 准教授 の 浅利 氏より、 SDGsに関連した研究成果・街づくりに関する お取組みに ついてご講演いただき、 未来のまちづくりにおける課題解決に向けて多角的議論がなされた。

  • 第38回「聖隷福祉事業団における健康医療介護事業とまちづくり」
      講演:社会福祉法人聖隷福祉事業団法人本部 総合企画室 室長 臼井 健太 氏
      日時:2021年10月28日(木)18:00~
      場所:オンライン開催

    聖隷福祉事業団では、行政、企業等と連携の中で、全国各地で健康医療介護 に 関連した様々な事業に 取り組まれています。本会合では、聖隷福祉事業団法人本部総合企画室室長の臼井 氏より、 聖隷福祉事業団における健康医療介護事業、そして まちづくり に関連したお取組みに ついてご講演いただき、超高齢社会でのまちづくりあり方や今後の展望など 未来のまちづくりにおける課題解決に向けて多角的議論がなされた。

  • 第37回「浜松市におけるデジタル・スマートシティ及びウェルネス推進の取り組み」
      講演:浜松市
         デジタル・スマートシティ推進事業本部 専門監 瀧本 陽一 氏
         健康福祉部健康増進課 ウエルネス推進担当課長 鈴木 久仁厚 氏
      日時:2021年9月24日(金)17:30~
      場所:オンライン開催

    スマートシティへの取り組みが全国的に広がる中、浜松市では、市民QoL(生活の質)の向上や都市の最適化を目指し、デジタル・スマートシティならびに ウ エ ルネス の推進 に取り組まれています 。瀧本 氏より、 浜松市のデジタル・スマートシティ の 取 り組み について 、そして 鈴木氏よりウ エ ルネス 推進のための取り組みについてご講演いただき、 超高齢社会でのまちづくりあり方や今後の展望など 未来のまちづくりにおける課題解決に向けて多角的議論がなされた。

  • 第36回未来まちづくりの目指す姿:打合せ(2)
      日時:2021年5月21日(金)17:00~
      場所:オンライン開催

    未来のまちづくり(ヘルシースマートシティ[仮称])において目指す姿をフレームワークとその説明でもって表し議論した。

  • 第35回未来まちづくりの目指す姿:打合せ(1)
      日時:2021年4月27日(火)17:00~
      場所:オンライン開催

    未来のまちづくり(ヘルシースマートシティ[仮称])において目指す姿をフレームワークとその説明でもって表し議論した。

  • 第34回「オンライン診療・ケアの展開:まちづくりにおけるAIの可能性」
      講演:株式会社MICIN 代表取締役CEO 原 聖吾 氏
      日時:2021年3月3日(水)18:00~
      場所:オンライン開催

  • 第33回「京都における地域包括ケアの取組とまちづくり」
      講演:京都府健康福祉部 高齢者支援課 参事
         京都地域包括ケア推進機構 事務局 東原 勲 氏
      日時:2021年2月5日(金)18:00~
      場所:オンライン開催

    超高齢社会において、「住み慣れたまち」で暮らし続けられる、地域包括ケアはより重要視されます。本会合では、 京都地域包括ケア推進機構の東原氏より、京都における地域包括ケアに関連した施策や取組 など について ご講演をいただき 、 未来のまちづくりにおける課題解決に向けて多角的議論がなされました。

  • 第32回「都市計画・交通計画とまちづくり」
      講演:筑波大学 大学院理工情報生命学術院
         近未来計画学研究室 教授 谷口 守 氏
      日時:2020年10月9日(金)16:00~
      場所:オンライン開催

    まちづくりにおいて、都市計画や交通計画が基盤となり、近年では MaaS など交通を中心とした都市計画、 コンパクトシティなども着目されています。先見性のある科学的な空間計画を通じ、サステイナブルで、そしてクリエイティブな未来の暮らしの実現がのぞまれます。 本会合では、これまで谷口先生が多角的に取り組まれてきた都市計画に関するご研究についてご講演いただき、 超高齢社会でのまちづくりあり方や今後の展望など 未来のまちづくりにおける課題解決に向けて多角的議論がなされた。

  • 第31回「健康と生きがいのコミュニティ:株式会社ミズが取り組むまちづくり」
      講演:株式会社ミズホールディングス
         代表取締役会長 溝上 泰弘 氏
      日時:2020年9月14日(月)18:00~
      場所:オンライン開催

    超高齢社会において、健康の維持をはじめ、将来必要となる介護や看取りを含め、 「住み慣れたまちで住み続けられる、生涯を過ごせる」、地域包括ケアが重要となります。 本会合では、これまでの株式会社ミズでの地域包括ケアに関連する様々な地域でのお取組みについて 溝上氏よりご講演いただき、超高齢社会でのまちづくりあり方や今後の展望など 未来のまちづくりにおける 課題解決に向けて多角的議論がなされた。

  • 第30回「スマートシティたかまつ:データ利活用による未来のまちづくり」
      講演:高松市 総務局
         参事 小澤 孝洋 氏
      日時:2020年9月1日(火)18:00~
      場所:オンライン開催

    高松市では、これまで総務省補助事業「データ利活用型スマートシティ推進事業」への採択をはじ めとして、データ利活用に関連したを実証研究等を積極的に行われた実績が数多く、これまでの高松市でのスマートシティに 関連する 様々な政策・実証結果等について小澤氏よりご講演いただき、スマートシティのあり方や今後の展望など 未来のまちづくりにおける課題解決に向けて多角的議論がなされた。

  • 第29回「地方自治体をフィールドとするナッジとEBPM の政策実践最前線横浜市行動デザインチーム(YBiT)」
      講演:横浜市行動デザインチーム(YBiT)
         津田 広和 氏 、高橋 勇太 氏 、鈴木 幸雄 氏 、大山 紘平 氏
      日時:2020年8月18日(火)17:00~
      場所:オンライン開催

    近年、行動科学、行動経済学の知見、ナッジの活用は、規制や補助金などに大きく頼ることなく、 市民等が望ましい行動をできるようサポートできる政策として期待され、多くの実証実験も世界中で実施されている。2019年2月、 横浜市有志職員及びアドバイザーで構成された横浜市行動デザインチーム YBiTにて精力的に活動されている 津田氏、高橋氏、鈴木氏、大山氏より、これまで の YBiTの 様々な政策・実証結果等についてご講演をいただき、 未来のまちづくりにおける課題解決に向けて多角的議論がなされた。

  • 第28回「福島第一原発事故におけるポストクライシスコミュニケーション」
      講演:京都大学 環境安全保健機構放射線管理部門
                     助教 角山 雄一 氏
      日時:2020年7月31日(金)18:00~
      場所:オンライン開催

    東日本大震災における福島第一原発事故発生後、放射線影響に関連する諸問題に対して、 どのように市民とリスクコミュニケーションを図るか、これまで取り組まれてきた教育プロジェクトなどを中心に、 角山氏からご講演をいただき、近年増える大災害でのリスクコミュニケーションについて、 未来のまちづくりにおける課題解決に向けて多角的議論がなされた。

  • 第27回「富山市におけるコンパクトシティと未来都市計画」
      講演:富山市 環境政策課
                     主幹 東福 光晴 氏
      日時:2020年7月14日(火)18:00~
      場所:オンライン開催

    「100 のレジリエント・シティ」に選出されるなど注目されてきた富山市は、 持続可能なコンパクトシティ形成を目指してきた。 これまで策定されてきた「環境未来都市計画」や「SDGs未来都市計画」を中心に、 様々な富山市での取組みについて、東福氏からご講演をいただき、 未来のまちづくりにおける課題解決に向けて多角的議論がなされた。

  • 第26回「地方創生とスマートシティ:アクセンチュアの会津若松市での取組み」
      講演:アクセンチュアイノベーションセンター福島
                     センター長 中村 彰二朗 氏
      日時:2020年5月21日(木)16:00~
      場所:オンライン開催

    国内外で AI やビッグデータなどを活用したスマートシティの都市計画が進められている中、 福島県会津若松市では、日本国内で先駆けて様々な実証実験が展開されてきた。 その会津若松市をフ ィールドとして、アクセンチュアが取り組んできたデータ活用やデジタル人材の集積などについて、 中村氏からご講演をいただいた。市民参加によるまちづくりのあり方など、未来のまちづくりにおける課題解決に向けて多角的議論がなされた。

  • 第25回「交流がつくる健康なまち:地域資源を生かした新たな健康・観光産業」
      講演:JTB総合研究所・ヘルスツーリズム研究所
                          高橋 伸佳 氏
      日時:2020年4月23日(水)16:00~
      場所:オンライン開催

    株式会社JTBにおけるヘルスツーリズムや地方創生に関するこれまでの取組みについてご講演いただいた。  地方創生において、地域資源をどのように活かすか、そしてどのように産業につなげるか、ポストコロナ時代のまちづくりのあり方などについて、  未来のまちづくりに向けて多角的に議論がなされた。

  • 第24回「災害対策・レジリエンスとまちづくり」
      講演:京都府立大学大学院 生命環境科学研究科 環境科学専攻
                          前田 昌弘 氏
      日時:2020年3月25日(水)17:00~
      場所:オンライン開催(メイン会場:京都大学セミナー室)

    レジリエンス(回復力)を育む住環境デザインや災害復興・コミュニティの再生など前田氏がこれまでに取り組まれて こられた研究についてご講演いただいた。地蔵盆の慣習に着目したまちづくりの在り方や、今後の災害時の避難所のあり方や 健康問題などについて、未来のまちづくりに向けて多角的に議論がなされた。

  • 第23回「『大阪におけるスーパーシティのありかた』に関する提言」
      講演:大阪商工会議所 理事・産業部長
                          槙山 愛湖 氏
      日時:2020年3月18日(水)17:00~
      場所:オンライン開催(メイン会場:京都大学セミナー室)

    大阪商工会議所が提案している大阪におけるスーパーシティ構想の内容にいてご講演いただいた。 「誰もが心身の健康を維持し、思いのままに活動的な生活ができる社会を目指す」ことをコンセプトとした、具体策の中心は 健康・医療・介護領域であり、未来のまちづくりに向けて、スーパーシティの果たす役割について多角的に議論がなされた。

  • PEGASAS2019年度特別シンポジウム
    「安心して暮らせるまちづくりに向けて 高齢者と介護をめぐるトラブルとリスク」(第22回会合)

    タイムスケジュール:
    14:00-15:00 基調講演 「高齢者と介護をめぐるトラブルとリスク」 (児玉安司氏/新星総合法律事務所)
    15:00-15:30 講演 「高齢者をめぐるトラブルとリスク:裁判外紛争手続(ADR)の有用性」 (入江秀晃氏/九州大学大学院法務研究科)
    (休憩10分)
    15:40-16:00 講演① 「介護現場での高齢者をめぐる生活問題とその対応」(始田知大氏/社会福祉法人美郷会)
    16:00-16:20 講演② 「介護現場における組織文化と利用者のQOL」(原広司氏/京都大学産官学連携本部)
    16:20-16:40 講演③ 「高齢者の介護と権利擁護の取組み」(谷利康樹氏/京都市保健福祉局)
    16:40-17:00 講演④ 「高齢者に対する権利擁護支援の実際」(矢部典子氏/京都市社会福祉協議会)
    (休憩15分)
    17:15-18:15 フロアを交えたパネルディスカッション

        日時:2020年1月17日(金)14:00~18:15
        場所:京都大学医学研究科G棟2階セミナー室A
        参加費:無料
        主催:京都大学 超高齢社会デザイン価値創造ユニット/産官学民コンソーシアム”PEGASAS"
    案内PDF
    特別シンポジウム記念誌

  • PEGASASv2.0 キックオフシンポジウム
    「スマートシティと健康医療介護」(第21回会合)

    タイムスケジュール:
    13:30-13:40 開会のあいさつ・趣旨説明 今中雄一氏/京都大学大学院医学系研究科 医療経済学分野 教授
    13:40-14:40 基調講演 「デンマークにおけるスマートシティの取組み」 (中島健祐氏/デンマーク大使館 投資部 部長)
    14:40-15:25 講演 「スマートシティに関する取組みの紹介」(島田和幸氏/京都府 商工労働観光部 学研推進課 未来都市創造担当 )
    (休憩15分)
    15:40-16:40 フロアを交えたパネルディスカッション

        日時:2019年12月16日(水)13:30~16:40
        場所:京都大学医学研究科G棟2階セミナー室A
        参加費:無料
        主催:京都大学 超高齢社会デザイン価値創造ユニット/産官学民コンソーシアム”PEGASAS"
    案内PDF

  • 第20回「地方創生とツーリズム」
      講演:株式会社日本旅行 営業企画本部 地方創生推進本部 地方創生推進部 マネージャー
                          久下 浩明 氏
      日時:2019年11月20日(水)18:00~
      場所:京都大学セミナー室

    株式会社日本旅行がツーリズムを活用した地方創生へのこれまでの取り組みについてご講演いただいた。 海外からの医療ツーリズムのほか、日本国内での様々な旅行企画を活用した地域活性化の需要が今後期待され、様々な地域の魅力を発見の実例が紹介された一方で、 ツーリズムの展開において地域が抱える多くの課題の克服に関連し、未来のまちづくりに向けて多角的に議論がなされた。

  • 第19回「年金制度とまちづくり」
      講演:同志社大学 商学部商学科 教授
                          佐々木 一郎 氏
      日時:2019年10月30日(水)18:00~
      場所:京都大学セミナー室

    日本における年金制度の概要、制度設計における将来課題やまちづくりとの関係についてご講演いただいた。 繰り下げ受給などに関する正しい知識など年金制度に関する教育機会の充実も今後は多く求められ、 そのほか年金制度が抱える多くの課題に関連し、未来のまちづくりに向けて多角的に議論がなされた。

  • 第18回「デザインシンキング」
      講演:株式会社ローソン ヘルスケア本部長
                          小川 一誠 氏
      日時:2019年6月19日(水)15:00~
      場所:京都大学セミナー室

    現在世界的企業を中心に積極的に導入されている、デザインシンキングの内容や実践についてご講演いただいた。 未知の課題への解決策探求のための思考法であるデザインシンキングをもとに、未来のまちづくりに向けた課題解決について多岐にわたり議論がなされた。

  • 第17回「地域経済循環分析からみた医療・公共サービス」
      講演:労働者健康安全機構 本部ディレクター
                          伊藤 弘人 氏
      日時:2019年6月5日(水)16:30~
      場所:京都大学セミナー室

    各産業が「生産」により得た付加価値が、住民の賃金や組織のサービス拡大などに「分配」され、消費や投資等の形で「支出」され、 再び地域内の生産に向かう所得の循環をさす地域経済循環構造に基づいて医療公共サービスを分析された研究についてご講演いただいた。 未来のまちづくりに向けた医療・公共サービスのあり方について多岐にわたり議論がなされた。

  • 第16回「ユマニチュードによる認知症ケア」
      講演:ジネスト・マレスコッティ研究所 所長
                          イヴ・ジネスト 氏
         国立病院機構東京医療センター 総合内科医長
                          本田 美和子 氏
      日時:2019年3月20日(水)15:00~
      場所:京都大学セミナー室

    現在世界的にも注目されている、認知症の方に対するケアの技術として包括的なコミュニケーション法を用いたユマニチュードについてご講演いただいた。 日本の臨床現場や介護現場におけるユマニチュードの普及のあり方など多岐にわたり議論がなされた。

  • 第15回「地域コミュニティーにおける幸福感研究」
      講演:京都大学 こころの未来研究センター 准教授
                          内田 由紀子 氏
      日時:2019年3月13日(水)10:30~
      場所:京都大学セミナー室

    幸福感・他者理解・対人関係についての比較文化研究や地域コミュニティーにおける社会関係資本のあり方など、これまで内田氏が取り組まれてきた研究についてご講演いただいた。 未来のまちづくりに向けて、地域コミュニティーの中で幸福や他者理解等を捉えていくかなど多岐にわたり議論がなされた。

  • 第14回「南和広域医療企業団の地域医療の取り組みと今後の展開」
      講演:南和広域医療企業団 企業長
                          中川 幸士 氏
      日時:2019年1月30日(水)17:30~
      場所:京都大学セミナー室

    奈良県南部地域の医療の提供体制の更なる向上に努めておられる南和医療企業団の地域医療における取り組みと今後の展開についてご講演いただいた。 急性期医療でのドクターヘリの活用や地域の在宅医療の提供、今後の経営課題等について多岐にわたり議論がなされた。

  • 第13回「医療介護のナショナルデータベースと次世代医療基盤法の展開」
      講演:医療情報システム開発センター 理事長
                          山本 隆一 氏
      日時:2018年11月6日(火)17:30~
      場所:京都大学セミナー室

    医療および介護のナショナルデータベース(NDB)について、次世代医療基盤法の今後の展開と併せてご講演いただいた。 NDB は全国各地域・まちの健康・医療・介護の状況を可視化できる可能性をもち、まちづくりに生かすポテンシャルを持っている。 また産官学共同で NDB を活用する道が開かれる可能性があり、今後の活用方法等について多岐にわたり議論がなされた。

  • 第12回「兵庫県尼崎市における健康づくり・まちづくり」
      講演:尼崎市企画財政局部長
         大阪大学医学研究科公衆衛生学教室 招へい准教授
                          野口 緑 氏
         尼崎市ひと咲きまち咲き担当局 局長
                          中浦 法善 氏
      日時:2018年9月18日(火)16:00~
      場所:京都大学セミナー室

    兵庫県尼崎市での取り組みとしてヘルスアップ尼崎戦略や徹底的な保健指導介入などの健康づくりやまちづくりについてご講演いただいた。 尼崎市での今後の課題および展望、施策に対する環境づくりなど、多岐にわたり議論がなされた。

  • 第11回「徳島県上勝町における健康・医療・介護とまちづくり」
      講演:株式会社いろどり 代表取締役社長 横石 知二 氏
                          西蔭 幸代 氏
         徳島県 保健福祉部次長(地域包括ケア・国保担当)
                          鎌村 好孝 氏
      日時:2018年7月4日(水)16:30~
      場所:京都大学セミナー室

    徳島県の医療の状況や健康寿命、地域包括ケアの実現、株式会社いろどりの取り組み、実際のいろどりで働かれている現状などについてご講演いただいた。 上勝町での新しいビジネスを展開した経緯や人材育成の方法、健康や労働と幸福感・生きがいの関係など、多岐にわたり議論がなされた。

  • 第10回「地域で一番身近で愛される企業へ」
      講演:ヤマト運輸株式会社 社長室
         課長 関根 豊 氏
      日時:2018年6月19日(火)16:00~
      場所:京都大学セミナー室

    プロジェクトGをはじめとした、地域での様々な取り組みについてご紹介いただきながら、 ヤマト運輸がこれまで輸送をもとに培った地域でのネットワークを活用した今後の取り組みについてご講演いただいた。 宅急便にとどまらないサービスの展開として、地域での見守りや高齢者へのサポートの方法や地域密着型の事業展開の上でのマネタイズなど、 多岐にわたり議論がなされた。

  • 第9回「『コトづくり』から『住民主体のまちづくり』へ」
      講演:大和ハウス工業株式会社 ヒューマン・ケア事業部
         部長 瓜坂 和昭 氏
      日時:2018年6月8日(金)16:00~
      場所:京都大学セミナー室

    上郷ネオポリスを中心とした、大和ハウス工業株式会社におけるまちづくり事業についてご講演いただいた。 団塊の世代が元気なうちにビジネスモデルを打ち立てることを目標として、全住民を巻き込んだまちづくりを展開している。 こうした全住民へのアプローチの方法やコミュニティの共通価値の創造など、多岐にわたり議論がなされた。

  • 第8回「イノベーションとパッションで健康の未来を変える」
      講演:弘前大学大学院医学研究科 社会医学講座 特任教授
         真の社会イノベーションを実現する革新的「健やか力」創造拠点
         Center of Healthy Aging Innovation(COI) 拠点長(リサーチリーダー)
         中路 重之 氏
      日時:2018年4月5日(木)17:30~
      場所:京都大学セミナー室

    青森県における短命返上活動として、取り組まれておられるCOI事業について、産官学にとどまらず、 住民も協働した「産官学民」として取り組みや、実践される健康教育や健診事業についてご講演いただいた。COI事業での産官学民連携のあり方や、 健康リーダー育成での課題など、多岐にわたり議論がなされた。

  • 第7回「福井県高浜町における地域医療の確保」
      講演:近畿経済産業局 地域経済部 バイオ・医療機器技術振興課
         課長補佐 日村 健二 氏
      日時:2018年3月19日(月)18:00~
      場所:京都大学セミナー室

    福井県高浜町における町民参画による地域活性化に向けた方策と、地域医療を守る医療機関の充実に向けた取組みについてご講演いただいた。 町民との関係性構築の具体策や、高浜町の介護にかかわる課題、職員の意識改革、地域プライマリ・ケア講座など、 まちづくりと医療介護にかかわる多角的な視点での議論が活発になされた。

  • 第6回「J healthy citiesとそれに関する、国内外の動き」
      講演:東京医科歯科大学 教授(国際保健医療事業開発学)中村 桂子 氏
      日時:2018年3月19日(月)10:30~
      場所:京都大学セミナー室

    Healthy cityの概念、諸外国事例や日本国内での取組みなどご紹介いただきつつ、 個人の努力だけではアプローチできない部分を補完する、人々の健康を支えるための都市の役割などについてご講演いただいた。 日本でHealthy Citiesを進めたきっかけや、行政の課題、健康都市連合の概要等が活発に議論された。

  • 第5回「JR高槻駅前複合開発プロジェクト」
      講演:社会医療法人愛仁会 参与 松本 力 氏
      日時:2017年12月27日(水)17:00~
      場所:京都大学セミナー室

    工場跡地を利用した駅前再開発事業(MUSEたかつき)に医療介護事業を展開する社会医療法人愛仁会が参画された経験をもとに、 今後のまちづくりにおける医療機関や介護施設の取り組みのあり方、地域包括ケアとの関わりなどをご講演いただいた。 官民共同事業の運営実態や今後の地域連携推進法人のあり方、まちづくりにおけるエリアマネジメント等について活発な議論が行われた。

  • 第4回「廿日市メディカルタウン構想」
      講演:JA広島総合病院 病院長 藤本 吉範 氏
         事務次長 嘉屋 祥昭 氏
         事務次長 棒田 祐司 氏
         佐伯地区医師会 会長 山根 基 氏
         廿日市市 健康推進課 課長 宮崎 哲匡 氏
         廿日市市 地域医療拠点室 室長 奥新 光徳 氏
         久保田設計室   代表 久保田 秀男 氏
         JA広島厚生連  代表理事専務 森脇 弘至 氏
      日時:2017年11月8日(水)17:30~
      場所:京都大学セミナー室

    JA広島総合病院の概要と将来構想等、廿日市市地域医療拠点等整備事業、そして、 佐伯地区での医師会を中心とした急患診療所・五師士会・在宅医療ネットワークについてご講演いただいた。 メディカルタウン構想の事業の経緯・内容や多職種連携の実績、計画のあり方など多岐にわたり議論された。

  • 第3回「福岡県田川市の地域福祉と保健事業の取り組み」
      講演:福岡県田川市
         地域福祉課 課長 森田 竜治 氏
         市民課 課長補佐兼保険係長 進村 順次 氏
         地域福祉課 保険センター 主任 坂元 友里子 氏
      日時:2017年10月18日(水) 17:30~
      場所:京都大学セミナー室

    田川市が取り組んでおられる地域福祉計画や地域医療構想、教育福祉や特定検診・地域支援事業(介護予防)に関してご講演いただいた。 教育支援と生活支援のあり方や、子育て支援、地域包括支援センターのあり方など、 多世代にわたる支援事業の実際と今後の展開について多角的な議論がなされた。

  • 第2回「与謝野ブランド戦略と地域活性化の取り組み」
      講演:与謝野町 商工振興課 課長 小室 光秀 氏
      日時:2017年7月27日(木) 16:00~
      場所:京都大学セミナー室

    与謝野町が取り組んでおられるブランド戦略の目的やそれに基づく地域活性化に向けた取り組み内容についてご講演いただいた。 行政・企業・団体等の連携により取組んでおられる事業内容とその展望、 与謝野町での産業構造のありかた、人口減少への対策などについて議論がなされた。

  • 第1回「笠置町の現在とイノベーション」
      講演:笠置町副町長 青柳 良明 氏
      日時:2017年6月22日(木) 16:00~
      場所:京都大学セミナー室

    笠置町の将来ビジョンをご紹介していただき、多機能多世代の移住施設や住民の健康づくりなど、 笠置町でのお取り組みについてご講演いただいた。コンパクトシティとして「拠点」を中心とした 笠置町のまちづくりについて、財政的観点、事業計画、空き家活用事業の取り組みなど多岐にわたる議論が展開された。

  • 産官学民コンソーシアム“PEGASAS”設立総会
      日時:2017年5月30日(火)18:00~
      場所:京都大学ミーティングルーム

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